今日から始める貯蓄預金
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貯蓄預金と定期預金
基本的に普通預金よりも金利の高い貯蓄預金は、同じく金利が高い円定期預金と比較されることがあります。定期預金とは満期日まで引き出せないリスクと引き換えに高金利を実現した預金商品で、貯蓄預金とは高金利の代わりに生じるリスクが異なります。また貯蓄預金と違って複数の種類があり、スーパー定期預金や大口定期預金のほかに積立定期預金、期日指定定期預金、変動金利定期預金など様々な商品があります。

貯蓄預金と定期預金の代表的な違いは流動性です。貯蓄預金はいつでも好きなだけ資金の出し入れができますが、定期預金は満期日まで資金を引き出せず、中途解約すると低金利での払い戻しになってしまいます。ただし据置期間を過ぎると一定額までは自由に引き出せるようになる商品や、据置期間を過ぎたあとで満期日を設定できる商品もあり、中途解約リスクの軽減措置がないわけではありません。

さらに基準残高に達したかどうかで金利が決まる貯蓄預金とは違い、定期預金は預入期間に応じて金利が上がることが多いです。基準期間は1年ごとが多いですが、1年未満のうちにだいたい年3段階ほど基準期間が設けられています。加えて預入金額によって金利が上がる商品もありますが、基準残高が300万円や1000万円など高額なので、貯蓄預金に比べると高額な資産の運用に向いています。逆に言うと10万円単位でも金利が上がる貯蓄預金は資産が少ない人に人気です。

定期預金は貯蓄預金に比べて特別金利の恩恵を受けやすい商品でもあります。たとえば特別金利キャンペーンや金利上乗せ商品は、ほとんど定期預金が対象です。インターネット銀行の特徴である高金利商品も定期預金ばかりで、貯蓄預金は普通預金並みの金利に抑えられている場合さえあります。そのため貯金目的なら貯蓄預金、資産運用など利息狙いなら定期預金と目的によって使い分けるのがオススメです。

外部ホームページの案内

流動性:金融商品の選択基準(安全性・流動性・収益性) | 日本証券業協会
高金利商品の定期預金:定期預金の金利の比較